Instagram活用術 +30分で拡散力を高める方法 2
前回は、Instagramをこれから活用するうえでの前段階としてSNSの本質についてお話ししました。本題から離れてしまいましたが、実際に活用するうえで、どのようなものであるかを知っているか、知らないかでは今後の運用に大きく影響してくると思います。今回は、なぜ拡散力を高めるかをお伝えします。
Instagramは写真が全てではない
私もInstagramを始めるときは「写真がそれほど上手じゃないから、みんなに見てもらえるのだろうか」と不安でした。最初は写真の良し悪しで全てが評価されると思っていました。しかし、Instagramを始めてから半年ほど経ったある日の出来事により私の考えは「写真は二の次」という考え方に変わりました。下の2枚の写真を見てください。
あなたは、どちらの写真がいいと思いますか?
それぞれの写真、左側が「いいね」48、右側が「いいね」1,384付きました。左側は私が写真を提供して別のアカウントで投稿されたものです。最初は、写真を提供したので自分のInstagramに投稿する予定はなかったのですが、投稿された写真を見て、あまりにも「いいね」の反応が薄かったので、「そんなに写真が悪かったのか」と思い右側の写真を自分のInstagramに投稿してみたら普段通りの「いいね」の数がついたのです。
もし、Instagramの「いいね」の基準が「写真が全て」であるのならば、それぞれの写真に同程度の「いいね」が付かないとおかしいですよね。それなのになぜ、同じような写真を投稿しているのにこれほどの違いが出るのでしょうか?
それは、投稿写真の露出度が違うからです。
SNSを運用するうえで、重要なことは1人でも多くの人に見てもらうことです。投稿記事を多くの人に見てもらうためには露出度を高める必要があります。それではどのように露出度を高めるか?
それは、フォロワーを増やすことです。
前回もお話ししましたが、Instagramの投稿写真は、基本的にはフォロワーのみが閲覧することができます。フォロワーが増えれば投稿した写真の露出度も高まってくるということです。
私も最初から、「いいね」が1,000つくようなギャラリーではありませんでした。満を持して初投稿した写真は、約40の「いいね」しか付きませんでした。それでも今は毎回2,000以上の「いいね」をもらえるようになりました。投稿記事の露出度が高まれば必然的に拡散力は高まります。拡散力が高まるとインスタ映えしないイベントのチラシを投稿しても1,000以上の「いいね」をもらえることができます。
拡散力を高めるためには
どのように拡散力を高めていくか?私は、Instagramの運用はお店の経営を同じようなものだと考えています。これからは、お店の経営者になったつもりで、一緒に考えていきましょう。
まず、お店を開こうと考えています。あなたなら、まずはじめに何を考えますか?
お店といっても「飲食店」「生花店」「雑貨屋」「リサイクルショップ」など色々なお店がありますよね。自分が何をお客に売りたいかを最初に考えますよね。Instagramの運用でも同じです。まず、アカウントを開設するときに何を情報発信したいのかを決めておくことが重要になってきます。私の場合は、まちの見どころの紹介が3分の2、旅行などプライベートの紹介が3分の1の割合で投稿しています。
何を情報発信したいかが決まったらそれを明確にする必要があります。それをプロフィール欄に書いてください。お店の看板を見て、何を売っているか分からないお店に入るとき不安になりませんか?「どんな人」に向けて、「どんな価値」を継続的に提供していきたいかをプロフィール欄に書くと信頼度が増します。
自ら行動をおこす
さて、お店が開店しました。お店を開店したのですが、お客さんはお店には興味があるのですが、なかなか店内に足を運んでくれません。あなたなら、どのように客寄せしますか?
お店の外に出て、試飲や試食、チラシ配りなどを行って自発的にお店をPRして客寄せをしますよね。
Instagramも同じです。投稿しただけでは情報は拡散されません。フォロワーを増やすためには、相手のフォローを待っているのではなく自分から「いいね」やアクティブユーザーをフォローしていくことが重要です。
私がお伝えする「+30分で拡散力を高める方法」は今Instagramにかけている時間とは別に30分だけ自分から「いいね」やアクティブユーザーをフォローする時間をつくって自ら行動を起こしてほしいということです。
タレントの武井壮さんは、次のように言っています。
「世界で最高品質の商品を作ったけど告知も何もしない、一つも売れていないものには社会的価値はない。世界で10番目でも世界中の人が求めればそれが社会的価値があること」
これをInstagramに置き換えると、(※ビジネスアカウントとして)
「最高傑作の写真を撮ったけどキャプションもハッシュタグも何もしていない、誰も見ない、フォロワーが反応しない写真には投稿価値はない。イマイチな写真でもフォロワーが投稿を見て「いいね」や反応を示してくれればそれが投稿価値があること」
ということになります。
ぜひ、投稿価値を高めるために、自ら行動を起こしてください。
【まとめ】
- 写真が全てではない、大事なことは拡散力を高めること
- 拡散力を高めるには、フォロワーを増やすこと
- フォロワーを増やすためには、自ら行動を起こすことが必要
次回は、効率的に30分の使い方をお伝えします。
<つづく>
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